|納骨とは|納骨式は|納骨式で用意するお供え物|納骨の時期は|四十九日とは|香典の用意は|納骨式に参列の服装は|
|納骨式にかかる費用(石屋様の作業代・石の彫刻料・お坊様のお布施費用・その他の費用)|まとめ|
●納骨とは故人様のご遺骨をお墓等に納める事をいいます。
近年では納骨堂などに納めて永代供養される方も増加しております。
永代供養することで霊園やお坊様にご供養のすべてをお任せすることができます。
お墓と同様で納骨堂へ行けば何時でもお参りもできます。
また、納骨時期については、いつまでに行わなければならないという決まりはございませんが、四十九日法要後にご納骨される方や一周忌後に納骨される方が多く見受けられます。
●納骨式は、納骨をする際の儀式のことをいいます。
一般的には、石材店が納骨式の準備を整え墓前でお坊様による納骨読経を行います。
その後、親族によるお参りを行いますが、遺族、親戚、友人など故人様に近い方より
お参りをいたします。
また、初めてのお墓であれば墓石の開眼なども行います。
●納骨式で用意するお供え物
お供え物は施主がご用意頂くもの、参列者がご用意するものなど立場により異なります。
納骨式において、施主と参列者が何を準備されると良いかご案内します。
まず、施主が用意するものに決まりはありませんが、生前、故人様がお好きだったものを用意されるとよろしいでしょう。
花・お菓子・お酒・丸餅・果物など、霊園によっては禁止物がありますのでご確認ください。
お菓子などは日持ちのするものが良いのではないでしょうか。
参列者様については、御供物料として現金をお供えする方が多くいらっしゃいます。
金額は5千円から1万円程度ですが一般的ですが、地域によっても異なりますので一概には言えません。
お菓子などは閉式後、皆様でお分けしますので、日持ちのする和菓子、お菓子などがいいでしょう。
お花は、ゆりやバラなど香りや花粉の付着しやすいものはお避け下さい。
四季のお花・故人様が好きだったお花などがよろしいかと思います。
出来れば生花をご準備ください。
参列者の方がお持ちいただいても構いません。
●納骨の時期
通常は四十九日法要後に納骨を行うのが一般的だといわれています。
四十九日は故人様が現世から死後の世界に向かわれる日でもあります。
四十九日法要時にはご親族の方がお集まりになりますので、その法要後に納骨をされたほうが、
お集まりになられた皆様が改めて会す必要もなくスムーズに執り行われるかと思います。
一周忌法要後に納骨式を行う方もいらっしゃいます。
お墓の準備ができるまで自宅にて保管する方や納骨先が決まるまで保管する方もいらっしゃいます。
いつまでという特別な決まりがあるわけではありません。
大切な故人様との気持ちの整理がついてから行うのがよろしいのではないでしょうか
●四十九日とは
仏教用語でお亡くなりになられた日を1日と数え、四十九日目に行うご供養の事で地域に応じて数え方が異なる所もあります。
仏教の教えではお亡くなりになられると7日毎に極楽浄土に行ける裁判が計7回行われ、最後の判決が四十九日目となります。その後、極楽浄土へと旅立たれるといわれています。
四十九日目の日程が合わない場合は日にちを過ぎるより前倒しに行うのが良いと言われております。
葬儀とは異なり日柄を気にする必要はありません。友引に行っても問題はありません。
四十九日法要にて故人様の魂があの世へと旅立たれるといわれていますので、お集まりなられたご親族様でお見送りをなさってください。
●香典の用意は
一般的には5千円程度ですが食事会などのご用意がある場合は1万円程度
包まれるとよろしいかと思います。
香典の書き方も宗派に応じて異なりますが一般的なのは御霊前、御香典です。
御霊前は、仏教、キリスト教、神道でも使うことができます。
御佛前は、浄土真宗では使用いたしますが、他の宗派ではあの世に旅立つ「四十九日」以降に使用いたします。
無難なのは御香典を使えば失敗は避けられます。
※市販されています香典袋も表書きに御霊前と記入されているものが多いようです。
●納骨式に参列の服装は
納骨式に参列の際の服装はご遺族やご親族は喪服を着用されたほうがよろしいでしょう。
一般の参列者は略式喪服や平服でも地味なものであればかまいません。
●納骨式にかかる費用
・石材店の作業代
墓石にご遺骨を納める際に石材店にかかる費用は約2万円から3万円程度です。
石材店にお願いするかお身内の方でご遺骨をカロート(お墓の中にご遺骨を納めるための場所)に納めて下さい。
・墓石の彫刻料
墓石に納骨する前に故人様のお名前・戒名や没日の名彫りを行います。
費用としては3万円から5万円程度が相場です。
・お坊様のお布施費用
お坊様による墓前の納骨法要の相場は3万円から5万円程度と言われております。
四十九日法要や一周忌法要などと同時に納骨式の法要を行う方もいらっしゃいます。
・その他の費用
墓前へのお供え物・お花・線香・ロウソクなどもご用意ください。
また、お塔婆などをご用意いただく場合は1基2千円から5千円程度です。
●まとめ
納骨とは、火葬後にご遺骨を骨壺に納め墓などに納骨する事を言います。
納骨時期について特別決まりはありませんが、四十九日法要後に納める方が多いようです。
四十九日法要時にはご親族の方がお集まりになりますので、その法要後に納骨をされたほうが、お集まりになられた皆様が改めて会す必要もなくスムーズに執り行われるかと思います。
また、お墓ではなく納骨堂などに納める方も近年は多く見受けられるようになりました。
いつまでという特別な決まりがあるわけではありませんん。
大切な故人様との気持ちの整理がついてから時期をみてご納骨される方もいらっしゃいます。
●納骨後費用一切はかからないの?
初期お支払い費用には今後の永代供養料が含まれておりますので納骨後、費用は発生致しませんが
寺院様に回忌法要など特別にご依頼されますとお布施が必要です。
●納骨後お参りはできるの?
納骨後、寺院様より納骨証明書をご送付しますので到着後であれば何時でもご自由にお参りできますが
屋内型にご納骨される方は寺院様にご一報いただきお参りください。
●戒名(法名・法号)はなくても納骨できるの?
生前のお名前(俗名)での納骨もできますが寺院様によっては低価格で戒名(法名・法号)の授与も承っております。
●送骨ではなく持参はできるの?
寺院様によってはお受けできますが当日はご遺骨をお受取りのみとなります。
納骨後に納骨証明書をご送付します。
●なぜこの料金で永代供養ができるの?
一般的な永代供養は納骨日をお坊様とお打ち合わせし、お客様立ち合いの元に納骨法要を行ないますが、
送骨納骨はお坊様が代理で納骨ができるため、お安くなっております。
●納骨された目印はあるの?
納骨後は納骨証明書を寺院様よりご送付します。
寺院様によっては寺院内の過去帳などに記載する事もあります。
また、寺院様によっては目視できるように銘板のご用意がある場所もありますが別途費用がかかります。
●遠方の寺院を選んでもいいの?
地域在住以外の方でも納骨はできます。
ご依頼者様の様々なご事情やご希望によりお好きな寺院様をお選び下さい。
亡くなった故人様の故郷、海が好きだったなど色々あります。
●納骨後は遺骨の返却はできるの?
納骨は合祀墓(合同墓・共同墓)ですので一度納骨しますと他の方と混ざってしまいますので取出しはできません。
●合祀墓(合同墓・共同墓)とはなに?
他の方と共同の永代供養墓地に納骨する事で一度ご納骨しますとご遺骨の取出しは出来なくなります。
霊園などご購入予定の方はご遠慮ください。
●個別で永代供養していただけるの?
永代供養は共同でのご供養となります。
また、お選びいただきます寺院様により年間のご供養回数は異なります。
個別でのご対応をご希望の方は別途お布施をお渡しいただければご対応します。
●墓じまいのご遺骨でもいいの?
寺院様により、納骨できない場合や納骨前にご遺骨の洗浄が必要な場合がありますのでご遺骨を粉骨などされるお寺様もあります。
ご希望の寺院様をお選びいただき係員にご相談ください。
●永代供養納骨場所は大きく分けますと3タイプに分かれます。
個別墓、お墓と同様の墓石タイプのものや樹木葬(自然葬)、納骨堂などがあげられますが他と比較すると費用は高額になります。
集合墓、主に屋外に設置してあり、納骨スペースが個別になっております。
マンションタイプの永代供養墓で個別の期間が決められており、
契約期間終了後には合祀墓(合同墓・共同墓)にご遺骨が移動されるものもあります。
費用は個別墓よりはリーズナブルな価格です。
合祀墓(合同墓・共同墓)、今回の送骨納骨の納骨先です。
ご遺骨は他の方と同じ永代供養墓に入り、混ざり合いますので一度ご納骨されますとご遺骨の返却はできませんが費用はお値打です。
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