自然葬・樹木葬・海洋散骨・宇宙葬

自然葬とは

従来のようなお墓の中ではなく自然の中でご遺骨を粉骨し山や・海・に散骨することを言います。
近年では空に散骨する方法もあります。
樹木葬などで骨壺を使用せず直接ご遺骨を埋葬したり、土に返る骨壺を使用する方法も自然葬と呼ぶようになってきています。

自然葬をお選びする大きな要因としては、少子化が進みお墓などについての考え方が大きく変わりつつあることです。
跡継ぎがいない・子供がいない・身寄りがいない・親族と疎遠・独身である・子供に面倒をかけたくない・お金を掛けられないなど。

◆自然葬の種類◆

―樹木葬―
樹木の下にご遺骨を埋葬する。
他の方と一緒に埋葬する合祀型と個別に埋葬する個別型があります。

―海洋散骨―
海洋散骨はご先祖様のお遺骨を母なる海へ散骨してご供養することです。

―宇宙葬―
お遺骨をバルーンにて宇宙（成層圏）へ運び散骨する方法です。
また、ロケット打ち上げる方法もあります。

自然葬のメリット

●費用があまり掛からない、お墓を作る・継承するのであれば初期費用のほか、毎年管理費（永代使用権）を払わなくてはなりません。
●管理者（後継者）が必要でない。少子化が進み跡継ぎがいなくても、子供がいても迷惑を掛けない、後継者が必要でない。
●故人様の希望により、山・海・空への散骨が出来、壮大なロマンが生まれます。

自然葬のデメリット






●亡くなった方の法要を行いたいがお墓のように目視できるものがない。
●どこで行えば良いのかわからない。
●自然葬とは新しい形であるため、身内などの了解を得て執り行うことをお勧めします。

自然葬・散骨についての法律

埋葬する場所（お墓）などでは許可を受けた墓地のみとなり、それ以外では埋葬も出来ません。
近年流行の永代供養墓・納骨堂は必ず埋葬許可をお持ちです。
埋葬許可をお持ちでない場所に埋葬することは法律に違反することになります。

散骨についての法律はありませんが必ず粉骨してから行うことをお勧めします。
粉骨しないまま散骨すると法律に触れたしまう場合があります。
専門業者に任せ粉骨をお勧めします。
海洋に散骨する場合ですと海洋生物に優しい処理を行う場合もあります。
自治体によっては散骨が出来ない場所などもありますので良くお調べいただいてから散骨してください。